パリ2024パラリンピック金メダルを狙う車いすラグビー日本代表選手の全12人を紹介!
出典:日本車いすラグビー連盟Face Book
いよいよ、パリ2024パラリンピック 車いすラグビーが開催されますね。
日本代表の12名の選手たちは激しいトレーニングと試合を通じて、日本初の金メダルを目指してきました。
この記事では、全選手12名はもちろん、岸光太郎ヘッドコーチ(HC)のプロフィールを詳しく紹介!
彼らの情熱と闘志に迫ります。
パリパラ車いすラグビー予選スケジュールと対戦相手は?
まずは、注目の予選スケジュールを確認しましょう。
以下はパリ2024パラリンピックの車いすラグビー競技における日本代表の予選試合のスケジュールです。時間は全て日本時間で表記しています。
- 8月30日(金)深夜02:30 – 日本対ドイツ
- 8月30日(金)よる20:30 – 日本対アメリカ
- 9月1日(日)深夜00:30 – 日本対カナダ
*時間は全て日本時間で表記
試合日程をもっと詳しく知りたい!
↓ ↓ ↓
それでは日本代表選手のプロフィールを見ていきましょう。
パリパラリンピック2024 車いすラグビー日本代表選手一覧
(出典:Shin Shimakawa X)
2024年パリパラリンピック 車いすラグビー出場メンバー全12名!プロフィール一覧
氏名 | NO | 年齢 | 出身 | クラス | 所属 | パラリンピック出場歴 |
---|---|---|---|---|---|---|
池 透暢 (いけ ゆきのぶ) | 21 | 43歳 | 高知県 | 3.0 | 日興アセットマネジメント株式会社 | リオ・東京 |
池崎 大輔 (いけざき だいすけ) | 7 | 46歳 | 北海道 | 3.0 | 三菱商事株式会社 | ロンドン・リオ・東京 |
小川 仁士 (おがわ ひとし) | 23 | 30歳 | 東京都 | 1.0 | バイエル薬品株式会社 | 東京 |
草場 龍治 (くさば りゅうじ) | 11 | 23歳 | 福岡県 | 1.0 | 三建設備工業株式会社 | 初出場 |
倉橋 香衣 (くらはし かえ) | 3 | 33歳 | 兵庫県 | 0.5 | 株式会社商船三井 | 東京 |
島川 慎一 (しまかわ しんいち) | 13 | 49歳 | 熊本県 | 3.0 | バークレイズ証券株式会社 | アテネ・北京・ロンドン・リオ・東京 |
中町 俊耶 (なかまち しゅんや) | 14 | 29歳 | 埼玉県 | 2.0 | 株式会社コロプラ | 東京 |
乗松 聖矢 (のりまつ せいや) | 22 | 34歳 | 熊本県 | 1.5 | SMBC日興証券株式会社 | リオ・東京 |
羽賀 理之 (はが まさゆき) | 4 | 39歳 | 千葉県 | 2.0 | ペプチドリーム株式会社 | リオ・東京 |
橋本 勝也 (はしもと かつや) | 32 | 22歳 | 福島県 | 3.5 | 日興アセットマネジメント株式会社 | 東京 |
長谷川 勇基 (はせがわ ゆうき) | 2 | 31歳 | 広島県 | 0.5 | ソシエテ・ジェネラル証券株式会社 | 東京 |
若山 英史 (わかやま ひでふみ) | 1 | 39歳 | 静岡県 | 1.0 | 株式会社静岡銀行 | ロンドン・リオ・東京 |
注:年齢は2024年7月1日現在
車いすラグビー日本代表12人のプロフィール詳細
ここからは、車いすラグビーの日本代表の12人の選手たちのプロフィールを個別にご紹介していきます。
池透暢選手
出典:Wikipedia
池透暢(いけ ゆきのぶ)*キャプテン
- 生年月日: 1980年7月21日
- 出身地: 高知県
- 役割: ハイポインター
- 特徴: 多彩なパス、20メートルのロングパス
池透暢選手は高知市出身の43歳で、2016年リオデジャネイロ大会と2021年東京大会でもキャプテンを務めた日本代表の大黒柱です。彼は19歳のときに交通事故で左足を切断し、左腕にも障害が残りましたが、その後、車いすバスケットボールを経て12年前に車いすラグビーに転向しました。多彩なパスを駆使してチームの得点をサポートするプレーが特徴です。
池崎大輔選手
出典:Wikipedia
池崎大輔(いけざき だいすけ)
- 生年月日: 1978年1月23日
- 出身地: 北海道
- 役割: ハイポインター
- 特徴: 卓越した車いすさばき、スピード感あふれるプレー
池崎大輔選手は北海道函館市出身の46歳で、長年にわたりエースとして日本代表を引っ張ってきました。6歳のときに筋力が衰える難病を発症し、最初は車いすバスケットボールに取り組んでいましたが、30歳で車いすラグビーに転向しました。4大会連続でパラリンピックに出場する実績を持ち、卓越した車いすさばきの技術とスピード感あふれるプレーでチームに貢献しています。
小川仁士選手
出典:hitoshi23revive
小川仁士(おがわ ひとし)
- 生年月日: 1994年6月2日
- 出身地: 東京都
- 役割: ローポインター
- 特徴: 守備的な役割、味方の攻撃をサポート
小川仁士選手は東京都北区出身の30歳で、2大会連続でパラリンピックの代表に選ばれました。18歳の時にモトクロスのレース中の事故でけい椎を損傷し、車いすでの生活を余儀なくされましたが、リハビリ中に車いすラグビーと出会いました。「ローポインター」として守備的な役割を担い、特に守備での堅実なプレーでチームを支えています。
草場龍治選手
出典:FUKUOKA SPORTS
草場龍治(くさば りゅうじ)
- 生年月日: 2000年12月10日
- 出身地: 福岡県
- 役割: ローポインター
- 特徴: スピードを生かした攻守両面のプレー、初パラリンピック
草場龍治選手は福岡県朝倉市出身の23歳で、今回初めてパラリンピックの代表に選ばれました。手足の筋力が徐々に衰える難病「シャルコー・マリー・トゥース病」により高校生の頃から車いす生活を送っています。2020年11月から車いすラグビーを始め、去年から国際大会への出場機会が増えました。「ローポインター」として守備的な役割を担いながらも、スピードを生かして攻撃にも参加するプレースタイルが特徴です。
倉橋香衣選手
出典:jiji.com
倉橋香衣 (くらはし かえ)
生年月日: 1990年9月15日
出身地: 兵庫県
役割: ローポインター
特徴: 巧みな守備力、相手の動きを読む戦術眼
倉橋香衣選手は兵庫県神戸市出身の33歳で、2大会連続でパラリンピックの代表に選ばれています。大学生の時にトランポリンの着地に失敗して首の骨を折り、車いすでの生活となりましたが、リハビリ中に車いすラグビーを始めました。2017年に女子選手として初めて日本代表に選ばれ、2018年の世界選手権での初優勝に大きく貢献しました。守備的な役割を担い、相手の動きを読んで巧みに進路をふさぐ守備力が持ち味です。
島川 慎一選手
出典:Wikipedia
島川 慎一(しまかわ しんいち)
- 生年月日: 1975年1月29日
- 出身地: 熊本県
- 役割: ハイポインター
- 特徴: 力強いタックル、スピード感
島川慎一選手は熊本県出身の49歳で、6大会連続のパラリンピック出場を果たしています。21歳のときに仕事中の交通事故で両足と左腕に障害を負い、24歳で車いすラグビーを始めました。2016年リオデジャネイロ大会から2大会連続で銅メダルを獲得し、2018年の世界選手権でも初優勝の原動力となりました。力強いタックルとスピードを活かした攻撃的なプレーが特徴です。
中町俊耶選手
出典:JWRF
中町俊耶(なかまち しゅんや)
- 生年月日: 1994年8月30日
- 出身地: 埼玉県
- 役割: ハイポインター
- 特徴: 正確なロングパス、攻守での活躍
中町俊耶選手は埼玉県北本市出身の29歳で、2大会連続でパラリンピックの代表に選ばれています。大学1年生の時に野球部で首の骨を折り、両手や下半身に障害を負いましたが、21歳で車いすラグビーを始めました。野球の経験を活かした正確なロングパスが持ち味で、攻守両面でチームに貢献しています。
乗松聖矢選手
出典:パラサポWEB
乗松聖矢(のりまつ せいや)
- 生年月日: 1990年4月2日
- 出身地: 熊本県
- 役割: ローポインター
- 特徴: 豊富なスタミナとスピード、高い守備力
乗松聖矢選手は熊本県荒尾市出身の34歳で、3大会連続でパラリンピックの代表に選ばれています。手足の力が入らなくなる難病により12歳で車いす生活となり、23歳で車いすラグビーを始めました。2016年のリオデジャネイロ大会から2大会連続で銅メダルを獲得し、2018年の世界選手権でも初優勝に貢献しました。豊富なスタミナとスピードを活かした守備力が特徴です。
羽賀理之選手
出典:Matsudo City
羽賀理之(はが まさゆき)
羽賀理之選手は千葉県市川市出身の39歳で、3大会連続でパラリンピックの代表に選ばれています。専門学校時代に交通事故で頚椎を損傷し、車いす生活となりましたが、その後、車いすラグビーを始めました。2016年リオデジャネイロ大会から2大会連続で銅メダルを獲得し、2018年の世界選手権でも金メダルを獲得しました。攻守のバランスが取れたプレーと豊富な運動量が特徴で、日本代表の副キャプテンも務めています。
橋本勝也選手
出典:毎日新聞
橋本勝也(はしもと かつや)
- 生年月日: 2002年5月9日
- 出身地: 福島県
- 役割: ハイポインター
- 特徴: 高速タックル、得点力
橋本勝也選手は福島県三春町出身の22歳で、2大会連続でパラリンピックの代表に選ばれています。先天性の四肢欠損により、左右の手指は2本しかありませんが、14歳で車いすラグビーを始め、競技歴わずか1年半で日本代表に選ばれました。高速タックルと得点力を武器に、若手ながらチームの中心選手として活躍しています。
長谷川勇基選手
出典:パラサポWEB
長谷川勇基(はせがわ ゆうき)
- 生年月日: 1992年10月5日
- 出身地: 広島県
- 役割: ローポインター
- 特徴: ポジション取り、守備力の高さ
長谷川勇基選手は広島市出身の31歳で、2大会連続でパラリンピックの代表に選ばれています。高校3年生の時に転倒して頚椎を損傷し、両手や両足に障害を負いましたが、20歳で車いすラグビーを始めました。ポジション取りや相手の動きを予測する守備力の高さが持ち味です。
若山英史選手
出典:パラサポWEB
若山英史(わかやま ひでふみ)
- 生年月日: 1985年1月3日
- 出身地: 静岡県
- 役割: ローポインター
- 特徴: 守備力、経験豊富な選手
若山英史選手は静岡県沼津市出身の39歳で、2012年のロンドン大会から4大会連続でパラリンピックの代表に選ばれています。19歳の時にプールでの事故で頚椎を損傷し、リハビリ施設で車いすラグビーに出会いました。2016年リオデジャネイロ大会から2大会連続で銅メダルを獲得し、2018年の世界選手権でも金メダルを獲得しました。守備的な役割を担い、豊富な経験を活かしたプレーが特徴です。
日本代表を率いるヘッドコーチ、岸 光太郎
選手たちの紹介を終えましたが、ここで彼らを指導し、チームをまとめ上げる重要な存在であるヘッドコーチについても触れておきたいと思います。
車いすラグビー日本代表チームの成功は、選手たちだけでなく、コーチングスタッフの努力と指導によってもたらされています。
岸 光太郎さんはその中心人物です。彼の背景と役割について詳しく見ていきましょう。
岸 光太郎ヘッドコーチ
出典:HUFFPOST
岸 光太郎ヘッドコーチのプロフィールと経歴
岸 光太郎(きし こうたろう、1971年10月8日生まれ)さんは、埼玉県さいたま市出身の車いすラグビー選手であり、現在は日本代表のヘッドコーチを務めています。
岸さんは、AXE所属の選手としても活躍しており、ロンドン大会とリオデジャネイロ大会で日本代表に選ばれました。特にリオデジャネイロ大会では、日本代表チームの初のメダル獲得に貢献しました。
ヘッドコーチとしての挑戦
2023年8月にヘッドコーチに就任した岸さんは、2022年度を最後に日本代表から引退したものの、クラブチームでは選手としての活動を続けています。
岸さんは、日本代表を指導する役割について「自分では代表引退後、後進を育成しながらパラリンピックに携わると思っていた」、まさか自分が引退後も選手として、クラブチームで活動するとは思わなかったと語り、その責任の重さを実感しています。
アジア・オセアニア選手権での成功
昨年のアジア・オセアニア選手権で日本はパリ・パラリンピックの出場権を獲得しました。
岸ヘッドコーチは、選手層の厚さに手応えを感じながらも、
「若手も思った以上に伸びてきたので、誰を連れて行こうかと考えるのは本当に難しい」
「今まで選ばれる立場だったのが、選ぶ立場に変わった。立場が変わると見え方が全然違い、いろいろなことを考えて12人を選んだ」
とヘッドコーチとしての代表選考の難しさを語っていました。
金メダルへの期待
選手たちは悲願の金メダル獲得に燃えており、岸監督もその期待に応えようとしています。
「一つでも多く試合を勝ちにいく姿勢が結果につながっていく。
今日よりも明日はもっと良い状態になるように、チームの精度を高めていくことが大切」
と語り、チームの未来を見据えた指導を続けています。
車いすラグビーとは?パラリンピック競技の魅力と基本ルール
選手たちの素晴らしいプロフィールを知ったところで、次は車いすラグビーそのものについて理解を深めていきましょう。
このスポーツの基本的なルールや魅力を知ることで、パラリンピックの試合観戦がさらに楽しくなります。
車いすラグビーとは?
車いすラグビーは脊髄損傷などにより四肢にまひがある男女のアスリートが混合で行うスポーツです。特別に設計された車いすを使用し、ラグビー、バスケットボール、ハンドボールの要素を組み合わせた競技です。
バレーボールに似た専用球を使用し、激しいタックルや戦略的なプレーが特徴です。
車いすラグビーの車いすとは?
車いすラグビーで使用される車いすは、大きく分けて「ハイポインター用」と「ローポインター用」の2種類があります。これらは、選手の身体能力やチーム内での役割に合わせて特別に設計されています。
ハイポインター用(攻撃重視型)
ハイポインター用の車いす
持ち点が3.5から2.0の選手が使用する。
出典:AXE
攻撃を担当するハイポインターは、敵からの妨害を避けるために、前面がウィングで覆われたデザインになっています。これにより、ボールを保持しながら素早くゴールへ向かうことが可能です。
ローポインター用(守備重視型)
ローポインター用の車いす
持ち点が0.5から1.5の選手が使用する。
出典:AXE
守備を担当するローポインターは、味方をサポートしつつディフェンスに徹するため、長い車体と大きなバンパーが特徴です。このデザインにより、相手の攻撃を効果的に防ぐことができます。
車いすラグビー観戦のポイント:持ち点制と選手の役割
観戦の際に注目すべきポイントとして、選手の障がいの程度に応じて点数が与えられる持ち点制があります。
各選手には0.5〜3.5点の持ち点が設定され、4人の合計持ち点が8点以内で編成されます。
「ローポインター」と呼ばれる障がいが重い選手の戦略的なプレーも見どころです。
車いすラグビーの歴史
車いすラグビーはカナダで1970年代に考案され、シドニー2000パラリンピックで正式競技として登場しました。
アグレッシブな攻防が特徴で、「マーダーボール」とも呼ばれていた時期もあります。
試合は8分間のピリオドを4回行い、非常に衝撃の強い競技のため、車いすは頑丈なフレームやバンパーなどで装備されています。
車いすラグビーのルール
車いすラグビーでは、ボールを持っている選手は10秒以内に1回ドリブルするかパスを出さなければならず、攻撃側は40秒以内にトライを試みる必要があります。
選手は身体能力に基づいてクラス分けされ、最も障がいの程度が重い0.5点から最も軽い3.5点までの持ち点が割り当てられます。
女子選手が含まれる場合、合計点が8点を超えることが許されます。
クラス分けの仕組みと各クラスの特徴
クラス分けとは?
車いすラグビーでは、選手にはそれぞれ障がいの程度に応じた持ち点が設定されており、その点数によって0.5から3.5まで、0.5刻みで7段階にクラス分けされています。
これにより、選手の能力を公平に評価し、競技をバランスよく進行させることが可能となります。
出典:nosidetv
クラスの特徴
3.5クラス(橋本 勝也選手)
- 特徴: 軽度の障がいを持つ選手が所属します。
- 動き: 車いすの動きに制限はほとんどありませんが、上肢の機能に一部制限があります。
3.0クラス(池 透暢選手、池崎 大輔選手、島川 慎一選手)
- 特徴: 軽度の障がいを持つ選手が所属します。
- 動き: 車いすの動きに制限はありません。
2.0クラス(中町 俊耶選手、羽賀 理之選手)
- 特徴: 中程度の障がいを持つ選手が所属します。
- 動き: 車いすの動きに一部制限がありますが、ボールを持つことができます。
1.5クラス(乗松 聖矢選手)
- 特徴: 中程度の障がいを持つ選手が所属します。
- 動き: 車いすの動きに制限がありますが、ボールを持つことができます。
1.0クラス(小川 仁士選手、草場 龍治選手、若山 英史選手)
- 特徴: 重度の障がいを持つ選手が所属します。
- 動き: 車いすの動きに制限があり、ボールを持つことは難しいです。
0.5クラス(倉橋 香衣選手、長谷川 勇基選手)
- 特徴: 最も重度の障がいを持つ選手が所属します。
- 動き: 車いすの動きに大きな制限があり、ボールを持つことは難しいです。
クラス分けの影響
クラス分けは、チーム編成や試合の戦略に大きな影響を与えます。特に持ち点の合計が8点以内になるように選手を選ぶ必要があるため、チームはバランスの取れた戦力を求めることが求められます。
このシステムによって、障がいのある選手たちが最大限のパフォーマンスを発揮し、観客に感動を与える試合を提供することができます。
金メダルへの挑戦: 日本代表の軌跡と未来への期待
これまでにご紹介したように、車いすラグビー日本代表は、それぞれのクラスで抜群の才能を持つ選手たちが集まっています。
そんな彼らが一丸となって挑むパリ・パラリンピックに向けての意気込みと、その過去の輝かしい成果についてご紹介します。
栄光の道: 過去のメダル獲得
日本代表は2016年のリオデジャネイロ大会から2大会連続で銅メダルを獲得しました。
この素晴らしい成果は、チームの努力と戦術の進化の賜物です。
2020年の東京大会では、イギリスが金メダル、アメリカが銀メダルを獲得する中、日本は見事に銅メダルを獲得し、再びその実力を証明しました。
最新の戦績: 2024年ジャパンパラ大会とカナダカップ
2024ジャパンパラ車いすラグビー競技大会で全勝優勝!
2024年1月に開催されたジャパンパラ車いすラグビー競技大会では、日本代表が全勝で優勝し、2位のブラジルや3位のドイツを圧倒しました。
2024ジャパンパラ車いすラグビー競技大会
期間:2024年1月25日~28日
会場:千葉ポートアリーナ
カナダカップ2024では2連覇達成!
カナダで開催された「Wheelchair Rugby CANADA CUP 2024」(カナダカップ2024)においても、日本チームは圧倒的な強さを見せました。
イギリス、カナダ、フランス、アメリカ、オーストラリアと予選で対戦し、全勝で一位通過を果たしました。
出典:Rugby Republic
決勝戦ではオーストラリアと再び対戦し、日本が優勝を勝ち取りました。これにより、日本はカナダカップでの連覇を達成しました。
パリへの道: 金メダルへの期待
パリ・パラリンピックに向けて、日本代表は「やってきたことが間違っていなかったと証明し、悲願の金メダルを獲得したい」と強い決意を持っています。
監督の岸光太郎氏は、選手たちが一つでも多く試合に勝ちにいく姿勢が結果につながると信じています。
まとめ
車いすラグビー日本代表は、その歴史と実績に裏打ちされた強いチームです。
パリ・パラリンピックでの金メダル獲得は、彼らの長年の努力と夢の結実となるでしょう。
日本代表の挑戦に注目し、応援していきましょう!
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