開心那(スケボー)身長22センチ伸びた理由はなぜ?他選手の身長も気になる!

人物

パリ・オリンピックスケートボード女子パークの開心那(ひらきここな)選手(15歳)が銀メダルを獲得しました。

東京五輪での銀メダルに続き、2大会連続の銀メダル獲得です。

実は、この開心那選手の身長に注目が集まっています。

東京オリンピックで146cmだった開心那選手の身長が、なんと22㎝も伸びて現在168cmだというのです。

なぜ心那さんの背は22センチも伸びたのでしょうか。
何か理由があるのでしょうか?
心那選手以外の他のスケボー選手の身長も気になりますね。

今回は開心那選手の身長がどうして20センチ以上も伸びたのか、その理由や他のスケボー選手の身長についても調べてみました。

3年前の身長との比較

開心那選手の初めてのオリンピックは3年前の2021年東京大会でした。

この時、心那さんは12歳。身長は146センチ

12歳の頃の心那さん

それから3年経った2024年、今年のパリ・オリンピックでは15歳になり、身長は168センチに大きく伸びました。

こんなにスラリとなった心那さん。
ちなみに、心那(ここな)の名前はお母さんが好きな「ココナッツ」がの由来だそうです。

10代女子の平均身長はどのくらい?

令和元年の厚生労働省の調査によると10代女子の平均身長は以下の通りです。

年齢平均身長(cm)
11歳144.0
12歳150.9
13歳154.8
14歳155.5
15歳156.0
16歳158.0
17歳158.4
18歳159.2

12歳のときの心那さんの身長は146センチだったので、平均身長より5センチ低かったのですね。

開心那さんの生年月日は2008年8月26日で、現在15歳です。

現在の心那さんの身長は168センチ。15歳の平均身長156センチより12センチも高いことがわかりますね。

身長が伸びる理由とは?

さて、3年間でここまで身長が伸びた開心那選手ですが、どんな理由があるのでしょうか。

一般的に背が伸びる要因としては次のことが挙げられます。

要因その1:遺伝

身長は遺伝の影響を大きく受けます。両親の身長が高い場合、子どもも高くなる傾向があります。

開心那選手のご両親も高身長なのでしょうか。気になりますね。

こちら、開選手のお母さんです。

右がお母さんで、左が心那さん。
お母さんの身長は心那さんより少し低めの162~163センチくらいでしょうか。

続いてこちらは、開選手のお父さんです。

一番右がお父さんです。左のお母さんと比べると5センチくらい背が高く、170センチくらいと推測しています。

心那さんのご両親の身長は驚くよう高身長ではなく、平均よりも少し高いという印象です。

従って、心那さんが3年間で22センチ背が伸びた理由として遺伝の影響が最も大きい、とは言えなさそうですね。

要因その2:成長期

開心那さんは現在15歳で、特に思春期には急激な成長が見られることが多いです。

この時期、成長ホルモンの分泌が活発になり、骨の成長や身体の発達が急速に進むため、身長が大幅に伸びることがあります。

一般的に、思春期には成長スパートが起こるため、身長が大きく伸びるのは珍しくありません。

開心那さんも、この時期に大きな成長スパートを迎えたと考えられます。

成長ホルモンだけでなく、甲状腺ホルモンや性ホルモンなども骨の成長に関与しており、これらのホルモンの影響も身長の伸びに寄与していると考えられます。

要因その3:栄養と健康管理

バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動は、成長を促進する重要な要素です。

特に、スポーツ選手としてのトレーニングや食事管理がしっかりしていることが、成長に大きく寄与している可能性があります。

アスリートとして適切な栄養管理やトレーニングが行われていることは、成長にとっても重要です。

特に、タンパク質やカルシウムといった栄養素は、骨の成長を助ける役割を果たします。
開心那さんがスポーツに合わせた食事をしていたことが、身長の伸びに寄与している可能性は高いと思われます。

さらに、心那さんのお母さんが作る栄養豊富な料理が、成長をサポートしていた可能性も考えられます。家庭でのサポートが、アスリートとしての成功に大いに貢献しているのではないでしょうか。

要因その4:スケートボードの影響

スケートボードのような運動は、骨や筋肉の発達を促進する重要な要素です。

特にスケートボードは、ジャンプやランディング、急な方向転換など、さまざまな動作が含まれています。
これらの動作は骨に適度な刺激を与え、骨密度を向上させるとともに、筋肉の成長を促進します。

ジャンプやランディングの際にかかる衝撃や重力の負荷が骨を強化し、成長をサポートすることが知られています。

さらに、スケートボードのトレーニングは全身の筋肉を使うため、骨と筋肉が一緒に発達しやすくなります。これにより、全体的な身体の成長が促されると考えられます。

他のスケートボード選手の身長は?

開心那さんの身長が急激に伸びた要因がだいたいわかったところで、次に開心那選手以外のスケートボード選手の身長が気になりました。一緒に見ていきましょう。

吉沢恋選手

吉沢恋選手

吉沢恋(よしざわ ここ)選手は2024年パリオリンピックのスケートボード女子ストリートで見事金メダルを獲得されましたね!

吉沢恋選手は、2009年9月22日生まれで、現在14歳の中学3年生です。
そして気になる身長は160はセンチです。

14歳で身長が160センチあるといのは、14歳の平均身長の155.5センチと比べると、約5センチも高く、高身長と言えます。

赤間凜音選手

赤間凜音選手

赤間凜音(あかま りず)選手もまた、2024年パリオリンピックのスケートボード女子ストリートで銀メダルを獲得されましたね!

赤間凜音選手は、2009年1月8日生まれで、現在15歳の高校1年生です。
そして気になる身長は164はセンチです。

赤間凜音選手も、15歳の平均身長高身長156センチを約8センチ上回る164センチという高身長です。

ライッサ・レアウ選手

ライッサ・レアウ選手(ブラジル)

吉沢恋選手の金、赤間凜音選手の銀、に続いて、2024年パリ五輪・スケートボード女子ストリートで銅メダルを獲得したのがライッサ・レアウ選手(ブラジル)です。

ライッサ・レアウ選手(16歳)は2021年東京大会でも、銀メダルを獲得しており、当時13歳だった彼女は、ブラジル史上最年少のオリンピックメダリストとして脚光を浴び、一躍有名となりました。

その東京オリンピック出場時のライッサ・レアウ選手の身長はというと、147センチ。
愛称は「小さな妖精」。

ライッサ・レアウ wikipediaより

そんなライッサ・レアウ選手選手も、3年経った2024年には身長は160センチに伸びています

女子ストリート競技でのメダリスト達
左:赤間凜音選手 銀メダル
中:吉沢恋選手選手 金メダル
右:ライッサ・レアウ選手 銅メダル


スケートボードにおける高身長・低身長のメリット

それでは、スケートボードでは、身長が高いほうが有利なのでしょうか?

スケートボードでは、選手の身長が直接的な有利・不利に結びつくわけではありません。
実際に、身長の高い選手と低い選手それぞれに、異なるメリットが存在します。

高身長のメリット

  • 長い手足を活かして、より大きなトリックやダイナミックな動きを見せることができます。
  • 高い重心を活かして、特定のトリックでバランスを取りやすい場合があります。

低身長のメリット

  • 重心が低いため、バランスを取りやすく、安定感があります。
  • 体が小さいため、狭いスペースでも動きやすく、素早い動きが可能です。

このように、高身長・低身長ともにメリットがあり、どちらかが絶対的に有利とはいいがたく、最終的には、スケートボードの技術やスタイル、練習量が重要となるでしょう。

開心那選手は自分の身長をどう思っている?

では、開心那選手は自分の身長が急激に伸びたことについて、ご自身ではどう感じているのでしょう。

プラス面はやっぱり体が大きくなったから、スピードがつきやすくなりました。
あとはスタイルがもっと出せるようになったかな。マイナスになった面はないと思います。
やりにくいとか全然ないです。

と語り、急に背が伸びたことをプラスに捉えているようです。

まとめ

開心那選手が身長22センチ伸びた理由として考えられることは?

  • 遺伝
  • 成長期
  • 栄養と健康管理
  • 運動(スケートボード)の影響

その中でも、開心那選手の場合は、成長期の影響と、全身の筋肉を使うスケートボード特有のトレーニングが大きな要因と考えられます。

スケートボードの練習によって骨と筋肉が一緒に発達し、この相乗効果が3年間で22センチの身長増を実現したと考えます。

他のスケートボード選手の身長は?

吉沢恋選手(14歳)
 160センチ
 女子ストリート金メダル

赤間凜音選手(15歳)
 164センチ
 女子ストリート銀メダル

ライッサ・レアウ選手(16歳)
 160センチ
 女子ストリート銅メダル

高身長・低身長はスケートボードにおいて、それぞれのメリットがありますが、高身長のほうが有利に働くと言えそうです。

特に、スケートボードでは、高身長の選手は空中トリックやダイナミックな動きがしやすく、その効果がはっきりと見えることが多い傾向があります。

実際、開心那選手の急激な成長を見ても、身長が高いことで競技において有利に働くことがわかりますね。

これらのことから、高身長はスケートボードでかなりのアドバンテージになると思いました。

4年後の2028ロサンゼルス五輪について、

「また日本代表になれるように」

と、意気込を見せる開心那選手。
これからの活躍がますます楽しみですね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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