大手食品メーカーの「シーチキン」に生きたウジ虫が入っていたという動画がXに投稿され、物議を呼んでいます。
そのXの動画は1300万回以上再生されておりかなり世間を騒がしている様子です。
生きた虫がシーチキンから出てくるなんて本当なのでしょうか?
このニュースの真相が気になったので調べてみました。
「大手食品メーカー」とは?
どうやらその「大手食品メーカー」とは「はごろもフーズ」のようです。
そして、今回問題となっているシーチキンはパウチ式シーチキン(缶詰ではなく)のほうだとわかりました。
投稿元のX動画について
さて、肝心の投稿元のX動画ですが、すでに削除されており、直接確認することはできませんでした。
しかし、その元となるX動画をリツートしている別のX動画を見ることはできました。
それによると、
投稿元となるX動画(女性の声)
「え!?最悪なんだけど・・・ツ、ツナから変な生き物でてきた」
とツナ野菜炒めを調理している手を止めて、虫を箸で取り除いているシーンを見ることができました。
その虫は確かに生きていて動いており、当該X動画投稿元の女性は「きゃー」と悲鳴をあげかなり動揺しているようにみえました。
事実、その動画を見た人たちからは「シーチキン食べられなくなるかも」といった不安の書き込みがたくさんあったようです。
生きたウジ虫は本当に混入可能なのか?
メーカーの見解
「一般的に、レトルトパウチ製品や缶詰は、容器を密封した後に、高温高圧で殺菌しています。
万が一、密封前に虫などが混入しても、生存できる環境ではありません。」
とはっきりと否定。
さらに「動画の整合性も含めて、調査をしている」とのこと。
確かに、製造過程を考えると、トルトパウチ製品や缶詰から虫が生きた状態で出てくることは考えられませんね。
世間の声
- 「シーチキンからではなく、野菜炒めの野菜のほうに虫が付いていた可能性の方が高いのでは?」
- 「高温加熱しているので、虫が真空で生きられるはずがない」
- 「どうやってレトルト食品が作られてるのかを知っているのかな」
- 「営業妨害では?」
- 「逆に訴えられるのでは?」
ネット上には上記のような意見も上がっているようです。
過去にあった虫混入のニュース
ツナ缶に虫が混入。はごろもフーズの下請け業者に1億3000万円の賠償命令
2016年はごろもフーズのシーチキン缶詰にゴキブリが混入。下請け業者に損害賠償を求め、1億3000万円の賠償金支払い命令の判決がおりた事件がありました。
今回の生きたウジ虫混入のX動画投稿主が、損害賠償請求目的で動画を投稿したかかどうかは定かではありませんが、すでに動画を削除していることから、事の大きさに気づいたのでは、と推測します。
もし、単なる話題作り、注目を集めたくこのような動画を意図的に作ったのであれば、メーカーのブランドイメージをダウンさせたことになるので、社会的制裁の可能性も否めません。
以上、シーチキンから生きたウジ虫の真相について、現時点でわかったことを調べてみました。
最後までご覧くださりありがとうございました。
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