「会ってくれないと死にます」と不倫相手から。本当に死んだら責任を負うのか?

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弁護士ドットコムに以下のような記事が掲載されています。

「会ってくれないと死にます」別れた不倫相手から恐怖の連絡 男性は「本当に死んでしまったら…」と苦悩

弁護士ドットコムニュース(2024.03.24)

元不倫相手に別れを切り出したら「会わないと、私はこのまま死んでしまう」と言われた男性が弁護士ドットコムに相談したようです。

ライリー
ライリー

「もし本当に彼女が死んでしまったらどうしよう」と悩む男性の気持ちも理解できるね

今回は、「会ってくれないと死にます」と不倫相手から言われ、その後、その不倫相手の女性が本当に死んでしまった場合、男性は責任を負うのかについて考察したいと思います。

相談内容の概要

  • 相談者の男性は既婚者でありながら不倫関係に。
  • 相手の女性もまた既婚であった。
  • お互い「家庭を壊さないように」が暗黙の了解だと男性は思っていた。
  • ところが男性が関係を終わらせようとしたところ、女性から「2週間後会ってくれないと死にます」というメッセージが届いた。
  • 男性は「もし本当に相手が死んでしまったら、自分は責任を負うのか」と不安を抱いてる。
モーリー
モーリー

これは深刻な相談ね。相手の安全を確認し、専門家に相談するなど、慎重に行動する必要がありそうね。

弁護士ドットコム 弁護士の見解

「会ってくれないと死ぬ」は脅迫やストーカー規制法に該当する?

  • 刑法222条の脅迫罪は、「(相手や相手の親族の)生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える」ことを相手に告げる場合に該当する。
  • 従って、女性が「2週間後会ってくれないと死にます」と発言していても、これは男性や男性の親族に対して害を加えるとは言っていないため、脅迫罪には該当しない。
  • ストーカー規制法には、恋愛感情が満たされない場合に自宅や勤務先に押しかけたり、連続して電話やメールを送る行為が該当するが、本件では女性が1回メールを送っただけであり、ストーカー規制法には該当しない。
  • ただし、男性が女性の復縁の要求に拒否しているにも関わらず、何度も連絡を送り続ける場合は、ストーカー規制法に該当する可能性があるため、警察に相談することが重要である。
ライリー
ライリー

つまり、現時点では女性の発言は脅迫やストーカー規制法には該当しない、ってことだね

本当に亡くなった場合、遺族から慰謝料請求される可能性は?

  • 男性が会うことを拒否したことで女性が亡くなった場合、遺族から慰謝料請求される可能性は極めて低い。
  • 法的には、男性は女性の自死に対して賠償責任を負わない。
  • ただし、法的責任とは別に、遺族からの抗議や説明を求められる等のトラブルが発生する可能性はある。
モーリー
モーリー

法的には問題なくても、遺族からのトラブルや抗議が起こる可能性はあるってことね

とはいえ、不倫相手との関係を終わらせたいのに、相手がそれを受け入れず、しつこく連絡してきたり、今回のように「死ぬ」とか、あるいは「自宅に行く」「職場に連絡する」と言うようになったら、相手がストーカー化している可能性もありそうです。

そのような場合、相手の要求に応じて面会を重ねていると、交際を解消できず、何も解決できません。専門家である弁護士に相談し、間に入ってもらうことで、相手と直接連絡を取り合わずに済みますし、交際解消などの解決に向かうことができます。

弁護士ドットコムニュース(2024.03.24)
ライリー
ライリー

確かに、相手からの連絡がしつこくなって、ストーカーみたいになってきたら困るな。

モーリー
モーリー

そうね、その場合は弁護士に相談してみるのがいいかもね

「会えないと死ぬ」「付き合わないと死ぬ」と言われたらどうする?

世間の意見を集めてみました

  • 連絡拒否する。
  • ちゃんとNOと答えるべき。
  • そういうこと言う人は自殺なんてしないはず。
  • 付き合ってからもことあるごとに自殺するって脅しそうなので、丁重にお断りします。
  • 法的な制裁はほとんど受けないだろう。せいぜい、遺書に名前が書かれて「可哀想」と思われたり、相手の家族に逆恨みされるくらいでは。
ライリー
ライリー

はっきり断る姿勢が大事だね

モーリー
モーリー

でも、相手が自殺を脅しに使うかもしれないから気をつけないとね

ライリー
ライリー

そうだね、法的な問題はほとんどないけど、トラブルは避けたいよね

まとめ 

本当に不倫相手が死んだら責任を負うのか

  • その責任は相手にあり、自分が責任を負うことはない。
  • 自分の意志で関係を解消した場合でも、相手の行動の結果に責任を負う必要はない。
  • そうとは言え、相手の安全を心配するなら、適切な支援を提供するのは大切。
  • 場合によっては、適切な支援や専門家の助言を求めることも必要。

対処法

  • 相手の脅しに屈せず、はっきりとNOを伝えること。
  • 相手が自殺を脅しに使う可能性もあるので、慎重に対処しつつ、自分の意志をしっかりと伝えること。
  • 必要であれば身近な人や専門家に相談し、サポートを受けることも視野に入れる。

管理人の個人的意見

そもそも不倫は、誰かを裏切ることなので、それ自体最悪なことです。
パートナーや家族、関係者の感情や信頼を傷つけることになる可能性を真剣に考える必要があると思います。
自分の欲求だけでなく、他人の感情や幸福も考慮して、適切な行動をとることが必要ですね。

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