6月24日(月)夜9時「クレイジージャーニー」2時間SPに、城島未来(じょうじま みこ)さんが出演します。
城島未来さんはTBSテレビの報道局ロンドン特派員として、世界各地での取材を通じて幅広い経験を積んできたジャーナリストです。
画像:JNN NEWS DIGより
今回のクレイジージャーニーでは、アフリカ・ジンバブエでの女性レンジャー部隊について、彼女独自の視点で深く掘り下げるようです。
ところで、城島未来さんとはどんな人なのでしょう?
今日は、城島未来さんの生い立ちや学歴、経歴などプロフィールを徹底解説していきます!
城島未来 プロフィール
城島未来 プロフィール
城島 未来(じょうじま みこ)
出身大学:慶応義塾大学法学部
職歴:2016年TBS入社
年齢:非公開
*大学新卒&入社したが年が22歳で2016年とすると、1994年生まれであると推測できます。
1994年生まれの場合、2024年現在30歳か31歳ですね。
ただし、城島さんは大学を休学して、パリに留学し、その後ミャンマー・スタディ・プログラムへ参加もしているため、31歳(または誕生日が来てたら32歳)だと推測します。
幼少期:小学校3年生の時に父の転勤で、南アフリカに2年3ヶ月間移住。
好きなこと:幼い頃に住んでいた南アフリカへの旅行、野生動物
特技:5言語入り混じる南アフリカの国歌を何も見ずに歌えること
画像:TBS NEWS DIGより
過去の取材・報道経歴
城島未来さんは、TBS報道局のロンドン特派員として現在活躍していますが、警視庁担当ジャーナリストとしての経験も豊富です。彼女は警視庁担当として国内の災害、事件、事故を取材し、リアルタイムで視聴者に重要な情報を届けてきました。
その後、2020年からは、東京都庁・五輪担当として活動し、コロナ禍の都政、延期された東京オリンピック・パラリンピック大会、大会組織委会長の女性蔑視発言などを取材し、これらの社会的に重要な出来事を詳細に報道しました。
ここでは、特に印象深い2つの取材をピックアップしてご紹介します。
栃木県鹿沼市の土砂災害取材(2019年)
その中でも特に印象深い取材の一例として、2019年に発生した栃木県鹿沼市の土砂災害があります。この災害では、城島さんが現地に赴き、被害の状況を詳細にリポートしました。
2019年10月12日、台風19号の影響で栃木県鹿沼市で土砂崩れが発生し、避難所が被害を受けました。避難していた約40人は土砂が窓を突き破って流れ込んだため、ガス漏れも発生する中で別の避難所に再避難を余儀なくされました。
避難所の窓ガラスを打ち破って中に入りこんだ木や土砂。
画像:TBS NEWS DIG より
この避難所は土砂災害特別警戒区域に設置されていたことが問題で、城島未来さんはこれを詳細にリポートしました。
彼女は避難所の位置の不適切さや安全性の課題を指摘し、自治体の対応の必要性を強調しました。
現場の鹿沼市の避難所からリポートする城島未来さん
画像:TBS NEWS DIG より
東京都庁・五輪担当としての取材(2021年)
東京都庁・五輪担当として活動する中で、城島未来さんは特に注目を集めた取材の一つに、難民選手団として東京オリンピックに出場した、アフガニスタン出身のニガラ・シャヒーン選手(柔道)の取材があります。
ニガラ選手は、生後6か月で内戦から逃れ、母親に抱えられて隣国パキスタンに避難しました。パキスタンで育つ中で、アイデンティティに悩みながらも、柔道との出会いが彼女の人生を変えたといいます。
柔道を通じて何度も挫折を乗り越え、ついにはオリンピック出場という夢を叶えました。オリンピックでの彼女の姿は、難民選手団としての尊厳を取り戻す瞬間でもありました。
難民選手団として東京オリンピックに柔道で出場した、アフガニスタン出身のニガラ・シャヒーン選手
画像:TBS NEWS DIGより
城島未来さんは、この取材を通じて、ニガラ選手の背景や彼女が柔道を通じて成長してきた道のりを詳細に報道しました。彼女のオリンピック出場の意義を強調し、難民問題への関心を喚起する内容でした。
特に、「8,200万人の難民の物語を想像してほしい」というニガラ選手の思いを強調し、スポーツを通じて人間としての尊厳を取り戻す姿を描きました。
さらに、難民選手団の存在が「世界の無関心」との闘いであることを強調し、視聴者に対して彼女たちの声を届けることの重要性を訴えました。
城島未来の取材:社会問題への呼びかけ
このように、城島未来さんは単なる報道にとどまらず、視聴者に深いメッセージを伝えることで、社会問題への関心を高める役割を果たしていると思いました。
彼女の取材活動は、視聴者にとって貴重な情報源であり、社会をより良くするための行動を促す力を持っていると強く感じました。
城島未来の生い立ち
城島未来さんは、幼少時代に独特な経験を持つ生い立ちを歩んできました。
小学3年生の時にお父さんの転勤で南アフリカに移住したことが、その後の彼女の人生に大きな影響を与えました。
この経験が、現在TBS報道局のロンドン特派員として活躍する城島さんの基盤を築くこととなったのです。
南アフリカでの幼少期
南アフリカへの移住当初、英語が話せず言葉の不安を感じた城島さんでしたが、数日で現地の環境に適応しました。南アフリカの国の美しさ、深い文化、そして音楽に魅了され、彼女の心はすぐにこの異国の地に惹きつけられました。
豊かさと貧困の共存
しかし、南アフリカでの生活は決して楽しいことばかりではありませんでした。
城島さんは、豊かさと貧困が共存する現実に直面しました。近隣諸国からの難民問題も身近なものであり、ストリートチルドレンやエイズ患者の姿を目の当たりにすることで、無力感を感じることがあったようです。
社会問題への関心
このような経験が、城島さんにとって深い影響を与えました。彼女は幼い頃から社会問題に対する関心を持つようになり、その後のジャーナリストとしてのキャリアの基盤を築くこととなりました。
南アフリカでの経験が、彼女が現在のように社会の様々な問題に真剣に向き合い、視聴者に重要なメッセージを届ける姿勢の原点となったのです。
城島未来とパリ留学
城島未来さんは、慶応義塾大学を2013年8月に休学し、パリ留学をした経験をお持ちです。
留学を決意した理由は何だったのでしょうか?一緒に見ていきましょう。
パリ留学を決めた理由
城島未来さんは、パリ留学を決意した理由として、自分自身の成長と可能性の拡大を求めていました。大学に入学した当初、彼女は自信を持てず、将来の方向性に迷いを感じていたのだそうです。
その中で、語学習得が自分の「武器」となり得ると感じ、特にフランス語の重要性を認識しました。
2013年のTICAD V・第五回アフリカ開発会議という、学生プロジェクトに参加したことが、城島さんにとって大きな転機となったといいます。この経験が彼女に国際的な視野を開かせ、留学先をパリに決める決定的な要素となったのだそうです。
彼女には留学を通じて、異文化理解を深め、将来のジャーナリストとしての視点を養いたい、という強い目的があったのですね。
城島未来さんのパリ留学は、彼女自身の成長と将来への準備を意識した重要なステップであり、その決断には彼女の強い意志と視野の広さが反映されています。
城島未来とミャンマー・スタディ・プログラム
パリ留学が終わるや否や、城島未来さんは再び慶応義塾大学を休学し、国連フォーラム主催「ミャンマー・スタディ・プログラム」(MySP)に応募し、見事合格。2014年7月から始まった日本での準備期間を経て、2014年11月23日から29日まで首都ヤンゴンおよび各地方を訪れました。
ミャンマー・スタディ・プログラムへの参加を決めた理由
このミャンマー・スタディ・プログラムに参加したきっかけは、城島さんが2013年に参加した「モンゴル・スタディ・プログラム」での先輩の経験からの影響でした。
「何かオモシロイもの、オモシロイ人に出会えるのではないか」という直感と、「伝える」活動を通じて自分の可能性を広げたいという思いから応募を決意したのでした。
ミャンマー・スタディ・プログラムで得た新たな意欲
城島さんは、このプログラムを通じて知識を深め、新たな体験を積み重ねることで、特に若い世代に対して「知る」ことの大切さを伝えたいと考えました。
彼女にとって、これは自分の好きな「伝える」仕事を通じて、自身の成長と社会貢献を同時に実現する絶好の機会となりました。
ミャンマー・スタディ・プログラム 日本帰国後の座談会で。
右端:城島未来さん
「一人一人の顔を思い浮かべてできることがしたい」と熱い想いを語っています。
まとめ
城島未来(じょうじま みこ)プロフィール
〇職歴
- TBS報道局ロンドン特派員
- 警視庁担当記者
- 東京都庁・五輪担当記者
- 調査報道ユニットメンバー
〇その他の経歴
- 小学3年生のときに父親の赴任で南アフリカ共和国へ移住、2年3か月過ごす。
- 慶応義塾大学法学部卒業後、2016年にTBSへ入社。
- 慶応義塾大学在学中にパリ留学を経験。ミャンマー・スタディ・プログラムに参加。
- 幼少期の南アフリカ移住経験、パリ留学、ミャンマー・スタディ・プログラム参加が、ジャーナリストとしてのキャリア形成に寄与している。
城島未来さんは、その人生において常に新たな挑戦に果敢に取り組んできたジャーナリストです。
彼女の豊富な経験と強い関心を持っているのは、特にアフリカの文化や社会に関するものです。
6月24日夜9時放送の「クレイジージャーニー」2時間スペシャルでは、城島未来さんがジンバブエの女性レンジャー部隊について語る予定です。
彼女の情熱がどのように番組を通じて表現されるのか、とっても楽しみですね!
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