10月22日(火)夜8:55放送の「マツコの知らない世界」に、野菜ソムリエプロとして活躍する、現在高校2年生の16歳、緒方湊さんが登場します。
彼は約1500種類の野菜や果物を食べた最年少の野菜ソムリエプロとして、江戸時代から伝わる秘伝のジャガイモ田楽や、シャキシャキ感がたまらない㊙レンコンなど、栽培農家が考案した絶品レシピを公開予定です。
大好物の大口レンコンと(出典:緒方湊 Instagram)
この記事では、緒方湊さんの年齢やプロフィール、通っている高校、横浜市青葉区の自宅にある家庭菜園、そして野菜ソムリエプロとしての将来の夢について詳しくご紹介します。
緒方湊のプロフィール
子どもの頃、両親からディズニーランドに行こうと誘われた時も、緒方湊さんは迷わず「デパートの野菜売り場に行きたい」と答えたそうです。(出典:緒方湊 Instagram)
名前 | 緒方 湊 おがた みなと |
生年月日 | 2008年3月29日 |
年齢 | 16歳(2024年時点) |
出身地 | 神奈川県横浜市青葉区 |
高校 | 神奈川県立湘南高校2年生(2024年時点) |
緒方湊さんは神奈川県立湘南高校に通う16歳の現役高校2年生です。湘南高校は、偏差値73の名門校で、県内ではトップクラスの進学校です。
主な卒業生の進学先には、早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学などがあり、毎年多くの優秀な生徒が進学しています。
一方で、緒方湊さんが住むとされる神奈川県横浜市青葉区は、横浜市の北西部に位置し、緑豊かな環境に恵まれた地域です。
特に美しが丘は高級住宅街として知られ、青葉台も富裕層が多く住むエリアとして人気です。この地域は治安が良く、住民の質も高いことで知られており、落ち着いた環境での生活が特徴です。
野菜ソムリエプロとは?
緒方湊さんは8歳で野菜ソムリエの資格を取得し、10歳でさらに上位資格である野菜ソムリエプロを取得しました。
野菜が余ったら、干し野菜もつくる緒方湊さん(横浜市青葉区の自宅で)(出典:marukome)
これは最年少記録であり、大きな話題となりました。では、野菜ソムリエと野菜ソムリエプロにはどのような違いがあるのでしょうか?
野菜ソムリエと野菜ソムリエプロの違い
野菜ソムリエ
- 対象:初心者から中級者
- 内容:野菜や果物の基礎知識、栄養価、調理法、保存方法など
- 試験:筆記試験(マークシート方式)
- 合格率:約85%
- 役割:野菜や果物の魅力を消費者に伝えることが主な役割
野菜ソムリエプロ
- 対象:中級者から上級者
- 内容:野菜や果物の専門知識、栽培方法、流通、品質管理、マーケティング、プレゼンテーションスキルなど
- 試験:筆記試験(記述式)と口答試験(プレゼンテーション)
- 合格率:約30%
- 役割:野菜や果物の専門家として、教育活動やコンサルティング、メディア出演など幅広い分野で活躍
野菜ソムリエプロは、より高度な知識とスキルが求められるんだね
緒方湊さんの挑戦
緒方湊さんは、両親の勧めで野菜ソムリエに挑戦し、わずか2~3週間の勉強で2017年3月、8歳で一発で合格しました。
その1ヶ月後には野菜ソムリエプロの試験勉強を始めます。野菜ソムリエの合格率が約80%であるのに対し、野菜ソムリエプロの合格率は約30%と非常に難関です。
横浜市青葉区にある自宅の家庭菜園で約20種類の野菜を育てている緒方湊さん(出典:marukome)
栄養学や農業に関する時事問題からプレゼンテーション能力までが試される野菜ソムリエプロの試験は、かなり厳しいものでした。一次試験の筆記は3回目で合格し、二次試験の面接は2回目で突破。資格取得までには1年以上かかりました。
不合格通知が届くたびにショックを受けつつも、「どうしても合格したい」という強い気持ちで勉強を続けた結果、ついに資格を取得。
その後、テレビやセミナーへの出演依頼が増え、彼女の世界はさらに広がったと語っています。
野菜ソムリエの有名人
野菜ソムリエプロは、著名人も取得しています。
- 野菜ソムリエ:ギャル曽根、田村淳、木村多江、長野博(V6)
- 野菜ソムリエプロ:山口もえ
緒方湊のアンバサダー活動
自家製干し野菜で料理も!(出典:marukome)
湊さんは複数のアンバサダーを務めており、地域農業の発展に貢献しています。
- 家庭菜園スペシャルアンバサダー(株式会社ハイポネックスジャパン)
- 食の教育大使(山形県真室川町)
- 龍ケ崎市食と農のアンバサダー(茨城県龍ケ崎市)
- いばらき大使(茨城県)
公文式通信学習で身に着けた学力
緒方湊さんは、幼少期から公文式の通信学習を活用し、算数や英語の学習を進めています。特に、小学校3年生の時点で高校1年生レベルの数学に到達したというから驚きです。
そしてなんと、すでに中学1年生の頃には英検2級の取得を目指して勉強したそうです。
横浜市青葉区の自宅の庭で野菜作り
緒方湊さんは、横浜市青葉区に住んでいて、自宅の庭には、家庭菜園「MINATO FARM」を構え、中学1年生の時から、季節に合わせて約20種類近くの野菜を育てています。
自宅庭の家庭菜園「MINATO FARM」(出典:KIDSNA STYLE)
彼の大好物であるヤーコンをはじめ、石川県の源助だいこん、山形県の温海かぶ、札幌市の札幌大球など、日本全国の伝統野菜が所狭しと並んでいます。
家庭菜園というより「畑」!(出典:plantia)
この自宅の家庭菜園「MINATO FARM」では、20〜30品種を栽培し、まさに多彩な野菜の宝庫です。
将来の夢は「伝統野菜を広める農家」
緒方湊さんの将来の夢は、「日本の伝統野菜を作る農家」になることです。
幼少期、好きなお菓子を聞かれ、「ナス」と答えたという緒方湊さん(出典:marukome)
彼は各地に伝わる伝統野菜が途絶えないよう、それらを広めたいという強い思いを抱いています。中でもヤーコンは特に愛着があり、「生で食べるとおいしい」とその魅力を力説しています。
これまでに約1500種類の野菜を食し、「将来は多品種の野菜を作り、その魅力を広める農家になりたい」という緒方湊さんの夢は、これからも多くの人々を引きつけていくことでしょう。
まとめ
緒方湊さんは、最年少の野菜ソムリエプロとして活躍する現役16歳で、野菜や果物への深い愛情を持っています。
神奈川県立湘南高校に通う彼は、偏差値73の名門校で学びながら、神奈川県横浜市青葉区にある自宅の家庭菜園で約20種類の野菜を育てています。
横浜市青葉区の自宅の庭にある家庭菜園MINATO FARM(出典:plantia)
緒方湊さんは将来は日本の伝統野菜を作る農家になることを夢見ており、彼の情熱と好奇心はますます広がっています。テレビやセミナーへの出演を通じて、多くの人々に野菜の魅力を伝える彼の活躍は、多くの期待を集めています。
今回は、10月22日(火)夜8:55放送の「マツコの知らない世界」に、野菜ソムリエプロとして活躍する緒方湊さんについてご紹介しました。当日の放送と併せてお楽しみいただけますと幸いです。
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