11月18日(月)22:00放送の「クレイジージャーニー」で、50年サーカスを見続けてきた男として、久保田悟さんが登場します!今回の放送では、久保田さんのこれまでの歩みや、中南米での逸材発掘の様子が特集される予定です。
この記事では、久保田さんのプロフィールや経歴、ご両親について取り上げます。
「サーカス員の収入」や「どうしたらサーカス業界で働けるのか」といった疑問が気になったので、調べてみました。実際にどんな世界なのか、詳しくお伝えします!
久保田悟のプロフィールと経歴
久保田悟:プロフィール
久保田悟さん(出典:bplatz)
氏名 | 久保田悟(くぼた さとる) |
生年 | 1973年生まれ(51歳) |
出身地 | 兵庫県丹波篠山市 |
小学校 | 篠山小学校 |
中学校 | 篠山中学校 |
高校 | 篠山鳳鳴高校 |
久保田悟:経歴
ホテル業界に就職
1996年(23歳頃):父親が立ち上げた「ポップサーカス」の運営に携わる(ホテル勤務を退職)
2014年(41歳頃):父親の跡を継ぎ「ポップサーカス」の代表取締役社長に就任
2024年9月(51歳):「ポップサーカス」社長を退任
久保田悟の生い立ち
久保田悟さんの両親もサーカスに深く関わっていました。父親の久保田将利さんはサーカス団の運営を担当し、物販も手がけていました。母親の洋子さんは、綱渡り芸人として活躍していたという、まさにサーカス一家です。
久保田悟さんのお母さんは綱渡り芸人だったんだね!
(出典:ポップサーカスHP)
そのため、久保田さんにとってサーカスは日常そのもので、両親が全国各地で公演を行っていたこともあり、彼は普段は両親と離れて暮らしていました。
夏休みや冬休みになると、両親が過ごす公演地に足を運び、サーカス団員たちと一緒にトレーラーハウスで寝泊まりしながら、サーカスの舞台裏やアーティストたちとの交流を楽しんでいました。
久保田さんは、その頃を振り返り、次のように語っています。
「同じ環境の幼馴染に会えるのがうれしかった。ぼくらと遊んでくれる演者も愉快な人ばかり。毎日が遊園地のようで楽しく、いつも後ろ髪を引かれていました」(出典:bplatz)
「ポップサーカス」の創設と社長就任
1996年、父親の久保田将利さんは所属していたサーカス団が廃業したことを契機に、自らサーカス団「ポップサーカス」を立ち上げました。
すると、久保田さんは「あのワクワクした世界に加われるのか」と東京でのホテルマンという職を辞し、サーカス団の運営を手伝うためにすぐに実家に戻ります。
その後、2014年に父親から「ポップサーカス」の社長業を引き継ぎ、正式にサーカス団を率いる立場となりました。
ポップサーカスの成長と国際的な活躍
ポップサーカスは、久保田悟さんが社長として牽引することで、国内外から注目されるサーカス団へと成長。世界各国から集めたトップパフォーマーたちによる公演は、日本国内のみならず、海外の観客にも感動を届け続けました。
(出典:ポップサーカスHP)
ポップサーカスとは?
ポップサーカスは、異文化が融合した多彩でユニークな演目が特徴的なサーカス団です。世界各国から優れたパフォーマーを招集し、アクロバットやジャグリング、空中ブランコなど、さまざまなパフォーマンスを披露しています。
特に、メキシコやキューバ、ヨーロッパ、アフリカなどから集まったアーティストたちが、ポップサーカスの舞台に立ち、迫力満点のパフォーマンスで観客を魅了しました。
(出典:ポップサーカスHP)
また、ポップサーカスは日本全国を巡業し、12か国のパフォーマーが集まる国際的なサーカス団としての活動も展開。多文化の融合が生み出す、他のサーカス団とは一線を画す独自の魅力を持っていました。
ポップサーカスはサーカスにありがちな動物は一切使わすに、人によるパフォーマンスに特化したサーカスなんだよ!
2024年9月30日、久保田悟さんはポップサーカスの全株式を株式会社「エスト・ルミエール」に譲渡し、ポップサーカスは同社の完全子会社となりました。このため、久保田さんはポップサーカスの社長職を退任し、サーカス団の運営からは一歩引くこととなりました。
サーカス員の年収はどのくらい?
サーカスの世界で働く人々の収入は、所属する団体や自身のスキル、経験に大きく左右されます。この記事では、パフォーマーの年収の目安と、サーカス団で働く際の具体的な仕事内容や待遇についてご紹介します。
サーカスパフォーマーの年収
サーカスパフォーマーの収入は幅広く、以下のような目安があります
- トップアーティスト(例:シルク・ドゥ・ソレイユなど):数百万円~1,000万円以上
- 中堅・若手アーティスト:200万円~500万円
- 小規模サーカス団のメンバー:数十万円~200万円
国際的なサーカス団に所属すれば高収入を得られる可能性が高い一方、小規模な団体では収入が少ないこともあります。収入は、主に公演回数やツアーの頻度に依存します。安定した収入を得るためには、技術力を磨き、経験を積むことが重要です。
サーカス団でのその他の仕事と待遇
サーカスでは、パフォーマー以外にも多くの職種があり、専門的なスキルが求められます。ここでは、日本の有名なサーカス団が募集している具体的な職種を例に挙げてご紹介します。
ポップサーカス:音響・照明オペレーター職
ポップサーカスでは、音響・照明オペレーション業務やイベント実現に向けた技術開発、機材管理を担当するスタッフを募集しています。
応募資格
高卒以上(新卒・中途・既卒可)、音響・照明経験者は優遇
給与
四年制大学卒・大学院卒:月給250,000円~
短期大学・専門学校卒:月給230,000円~
高卒:月給210,000円~
※経験者には技能手当(3万円)が支給されます(研修期間3ヶ月)。
木下サーカス:国際営業部スタッフ
木下サーカスでは、海外アーティストの招聘サポートや公演前のプロモーション活動を行う国際営業部スタッフを募集しています。全国各地を移動しながら、サーカスの魅力を広める重要な役割を担います。
応募資格
英語スキル必須
給与
四年制大学卒・大学院卒:月給281,000円~
二年制短期大学卒:月給261,000円~
※英語力手当あり
どうすればサーカス員になれるのか?
サーカス員になるには、次のようなステップが一般的です。
基礎的な体力づくり
サーカスパフォーマンスには柔軟性やバランス感覚が必要不可欠です。幼少期から体操や舞台芸術に親しんでいると有利ですが、大人から始めても努力次第で道が開けます。基礎的な体力や技術を身につけることが最初のステップとなります。
オーディションに挑戦する
サーカス団が定期的に開催しているオーディションを受ける。ジャグリングやアクロバットなど、特技が合否を左右します。特に国際的なサーカス団では高い技術力が求められます。
ポップサーカス「サーカス・アーティスト育成制度」を活用する
ポップサーカスでは、サーカス界の未来を見据えた「サーカス・アーティスト育成制度」を提供しています。新型コロナウイルスの影響で一時解散となった後、この制度が始まりました。
実際にポップサーカスの訓練生がサーカスデビューを果たしています!(出典:YouTube)
このプログラムは、サーカスの舞台を目指す若者に、プロの講師から直接指導を受ける機会を提供し、次世代のアーティストを育成することを目的としています。
指導内容
プログラムでは、基礎訓練や体操を中心に、身体能力に合わせた演目を学ぶことができます。具体的には、ジャグリング、空中ブランコ、アクロバット(ハンド・トゥー・ハンド)、リボンアクロバットなど、サーカスパフォーマンスに必要な技術を習得します。
業務内容
サーカスの会場設営など仕事はハードですが、身近で本物のサーカスのパフォーマンスをいつも見ることができるのがこの制度の最大の魅力です!(出典:YouTube)
サーカス公演に関する雑務や接客業務、会場移動作業、寮生活での清掃など、サーカスの運営をサポートする業務を担当します。
待遇
プロの指導を受けながら、サーカス会場内の寮で生活できます。契約は2ヶ月ごとに更新され、最長で1年間の契約が可能です。給与は面談を通じて決定され、育成期間中も給与を得ることができます。
(出典:YouTube)
ポップサーカス「育成制度」を活用すると、サーカス員への近道を歩むことができるかも!?
サーカス員になれる指導を受けながら、給与ももらえるってすごくありがたい制度よね
まとめ
久保田悟さん(出典:bplatz)
久保田悟のプロフィールと経歴
- 出身地:兵庫県丹波篠山市
- 生年月日:1973年生まれ(51歳)
- 学歴:篠山小、篠山中、篠山鳳鳴高校
- 父親:久保田将利(ポップサーカス創設者)
- 母親:久保田洋子(元・綱渡りパフォーマー)
サーカス員の収入と業界への道
- サーカス員の年収は、所属団体やスキル、経験によって異なります。トップアーティストであれば数百万円~1,000万円以上も可能ですが、小規模な団体では収入が抑えられることも。
- サーカス業界に入るには、専門学校での訓練やオーディションが一般的なルートとなります。努力次第で夢の舞台に立つことができる、挑戦しがいのある世界です。
今回は11月18日(月)に放送される「クレイジージャーニー」に出演する久保田悟さんのプロフィール・経歴を主にお伝えし、併せてサーカス員の年収や、どうしたらサーカス業界で働くことができるのか、さらに保田悟さんが社長を務めていたポップサーカスの「サーカス・アーティスト育成制度」についてもご紹介しました。
当日の放送と併せてお楽しみいただけますと幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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