高田純次さんが7月4日(木)13:00放送の「徹子の部屋」に出演されます。
今年2024年に77歳の喜寿になった高田純次さんは、昨年は金婚式も迎えました。
ところで、高田純次さんに50年以上も連れ添ってきた奥さんはどのような方なのでしょうか?
今回は、高田純次さんの妻について調べてみましたので、ご紹介します。
勢子さんと夫・高田純次との馴れ初め
高田純次さんの奥様の名前は勢子さんです。勢子さんは純次さんの1つ年下で、1948年生まれ、2024年に76歳を迎えます。
お二人の出会いは、日舞の舞台がきっかけでした。勢子さんは日舞の師範であり、その舞台を観に行った高田純次さんは彼女の魅力に一目惚れしましたそうです。
最初のデートで、勢子さんはノーブラでニットを着てきたというエピソードがあり、高田純次さんはその大胆さと美しさにすっかり心を奪われました。
そして、しばらく同棲生活を送った後、1973年、純次さん26歳、勢子さん25歳の時に結婚されました。
エバラ焼肉のたれ「黄金の味」のCMに高田家が家族で出演(1985年)
旦那・高田純次の経歴
ここで、勢さんの夫である高田純次さんの経歴をみてみましょう。
高田 純次(たかだ じゅんじ)
- 1947年1月21日、東京・調布市生まれ。
- 1968年、東京デザイナー学院を卒業。
- 1972年、自由劇場の研究生となる。翌年、イッセー尾形らと劇団を結成するも、1年足らずで解散。宝石の卸会社に就職し、3年半のサラリーマン生活を送る。
- 1977年、劇団「東京乾電池」に入団。
- 1987年、グロンサンのCM「5時から男」でブレイク。
- 2015年、テレビ朝日系「じゅん散歩」が開始される。
「じゅん散歩」の一歩一会(いっぽいちえ)っていい言葉だよね
「じゅん散歩」のロケで1日1万5000歩になることもあるのだそうよ
「じゅん散歩」が高田さんの健康の秘訣なんだね!
高田勢子さんは日舞の師範
勢子さんが初めて純次さんに出会った時は、純次さんはまだ自由劇場の研究生で、安定した収入がありませんでした。
一方、勢子さんは日舞の師範免状を持っていて、踊りを教えたり、ブティックの店員のバイトをして働いていました。勢子さんの働きによって二人は生活に困るということはありませんでしたが、その当時の純次さんは、役者として食べていける自信がなく、妻のために安定した収入を得る必要があると考えたそうです。その結果、芝居から離れて宝石卸会社「トキモト」のサラリーマンになる決断をくだしました。
「トキモト」でのサラリーマン時代の高田純次さんは、宝石鑑定師の資格を取り、安定した収入を得ていました。営業成績も良くて、勢子さん日舞の師範としての稼ぎもあり、貯金も200万円もあったそうです。
20代の半ばにはすでに日舞の師範だった勢子さん!それってすごいことだよね
きっと勢子さんのご実家は日舞に関連するお家柄なのかもしれないわね
高田純次を支え続けた妻の勢子さん
ところが、夫の高田純次さんに転機が訪れます。
高田純次さんは、昔一緒に芝居をしていた柄本明さんやベンガルさんなどの芝居仲間たちと偶然再会します。
劇団「東京乾電池」を立ちあげたばかりの柄本さんとベンガルさんが、演劇について、熱く語り始め、純次さんは二人から「今の乾電池には高田が必要だ」という誘いを受けたのです。
純次さんは芝居を途中であきらめてサラリーマンになり、その一方で彼らはずっと芝居を続けていた。そのことに対して彼は後ろめたを感じていたそうです。そして、何かモヤモヤしたものが胸にあったのだそうです。そのような思いから、純次さんは再び芝居の世界に戻る決意をしました。
長女が生まれて1歳になる頃、高田純次さんは会社を辞め、再び演劇の道を歩むことにしました。
当時、勢子さんは泣いたそうですが、最終的には夫を理解し、支え続けました。
高田純次さんは、「家族は食わせていくから」と約束し、それ以来も一緒に過ごしてきました。
高田勢子さんは娘が2人
勢子さんは高田純次さんとの間に子供が二人いて、二人とも娘さんです。
長女:高田祐子さん(47歳)
高田祐子さんは日本のファッションデザイナーであり、タージュ(TAGE)のデザイナーです。
文化服装学院を卒業後、国内でブランド経験を積み、渡英してロンドンのkei kagami Ltd.でデザイナーアシスタントとして活動。
帰国後、タージュを立ち上げ、アパレル企業や百貨店向けにデザイン提供し、ソーイングブックも執筆。また、日本ユニフォームセンター・NUCの専門委員も務めています。
生まれたばかりの長女の祐子さんを抱っこする高田純次パパ!
かわいい赤ちゃん、それに純次さんがイケメン!
ジョージ クルーニです、とボケるもの説得力があるわね
次女:銅版画家?(43歳)
下の娘さんについては情報があまりないのですが、長女とは4歳差で、ご結婚されていて、お子さんもいらっしゃるようです。
また次女の夫と子供(純次さんと勢子さんの孫ですね)と同居しているという話もあります。
いずれにしても、ご家族が仲良さそうでなによりですね。
嫁の勢子さんは夫に無関心?
高田純次さんは、2022年に大腸ポリープが20個以上発見され、摘出手術を3回経験しています。
純次さんは終活には興味がなかったそうですが、「大腸ポリープを取ったことがオレにとってせめてもの終活」とインタビューで語っています。
さらに、純次さんは、実は過去に奥さんと離婚を考えたこともあったのですが、奥さんのほうは純次さんに無関心なようで、離婚つもりはないようです。
将来、「妻が終活を始めて、自分が捨てられるかもしれない。そうならないよう、今後も気を付けたい」と語る純次さんですが、きっと照れ隠しで「妻は自分に無関心」とか「妻に捨てられるかも」といった言いかたになっているのでは、と推測します。
無関心と言えば、純次さんが77歳の喜寿になった今年2024年、特段お祝い行事はしませんでした。
喜寿だけでなく、還暦(60歳)と古稀(70歳)を迎えた際にも、特別なことはなかったそうです。
理由は、こういったお祝い事をすると「かえって老け込んでしまう気がする」という夫・純次さんの意向ががあったようです。
これらのエピソードから、勢子さんと純次さんの関係は、円満なご夫婦でありつつも、良い友達関係でもある、という理想的な関係性が伺えます。結婚生活が50年以上も続いている理由は、この付かず離れず、という丁度良い距離感なのでは、と感じました。
まとめ
安定していたサラリーマン生活を突然辞め、再び芝居の道に進んだ夫、高田純次さんを支え続けてきた妻の勢子さん。このような彼女ですから、純次さんが椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症の手術を受けたり、大腸ポリープの摘出手術でを受けた際にも、献身的な看病をしていたに違いないでしょう。
普段は表に出ない奥様の勢子さんですが、これから高田純次さんの元気な姿を「じゅん散歩」で見るときは、奥さんの影のサポートを感じながら番組を拝見したいと思います。
「じゅん散歩画集 一歩一絵」より
最後までお読みくださりありがとうございました。
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