帰れマンデー開運島は吹割の滝のある浮島!?群馬みなかみ&尾瀬の旅のゴール!

テレビ

6月17日(月)夜7時「帰れマンデー見っけ隊!!」では群馬県みなかみと尾瀬の旅が放送されます。

今日は、避暑地としても人気の奥群馬みなかみ&尾瀬エリアにある、この謎の開運島に注目したいと思います。

名瀑の奥に浮かぶという謎の開運島。
この名瀑はどこにあるのでしょう?謎の開運島の名前とは一体?

とても興味深いですよね!
今回は、奥群馬にあるこの開運島のことが気になったのでいろいろ調べてみました。

「帰れマンデー見っけ隊!!」ゴールの開運島の名前は浮島

まず最初に結論です。
6月17日(月)放送の「帰れマンデー見っけ隊!!」で放送された群馬県みなかみ・尾瀬エリアにある、名瀑の奥に浮かぶ謎の開運島とは「浮島」のことです。

また「名瀑」とは滝のことで、名前は「吹割の滝」(ふきわれのたき)といいます。

このブログでは「浮島」、浮島内にある「浮島観音堂」、それから東洋の ナイアガラと呼ばれる「吹割の滝」の見どころ、アクセス情報まですべてを網羅。
神秘的な開運島「浮島」「吹割の滝」の魅力を一緒に探っていきましょう!

謎の開運島・浮島とは?

浮島(うきしま)は群馬県沼田市利根町の片品川にある中州の島で、吹割の滝少し上流に位置しています。現在、この中州には吊り橋が架けられており、滝の流れを一望することができます。

左:吹割橋
中:浮島(川の中央にあるこんもりした部分)
右:浮島橋

この片品川は流れが川幅いっぱいに、ほぼ均一に広がっています。川幅は100mほどもあります。
片品川は、浮島の上流側で二手に分かれ、下流側で合流しており、その合流地点はとても広々としていて、千畳敷きと呼ばれる地形となっています。

浮島観音堂

浮島観音堂の歴史

この浮島には「浮島観音堂」と呼ばれる、延暦14年(西暦795年)に創設された観音堂が存在します。

画像:吹割の滝 伽羅苑より


浮島観音堂は、平安初期に観音不動昆沙門大師によって創設され、その後、文明8年(1469年)に小海住真海師が本尊を再興しました。
さらに、天文3年(1534年)に御堂が再建されましたが、昭和59年5月には老朽化が甚だしく、ほぼ原型のまま新築され、現在に至ります。

左甚五郎の名作「浮島如意輪観音像」

浮島観音堂の本尊は、「浮島如意輪観音像」で、名匠・左甚五郎の作と伝えられています。
左甚五郎は、日光東照宮の眠り猫の彫刻で知られる江戸時代の名彫刻師ですよね。

画像:Omairiより

左甚五郎が作ったとされる金色に輝く美しい姿が特徴の「浮島如意輪観音像」。

左甚五郎は、東照宮からの帰り道に吹割の滝近くの追貝宿に泊まり、一夜でこの観音像を彫り上げたという言い伝えがあります。


伝説によれば、左甚五郎は徳川家光の命で東照宮に彫刻を施す際、道中で吹割の滝の竜宮伝説を知り、虹に願掛けしたと言われています。

吹割の滝にかかる虹。
かつての左甚五郎もこの虹を見たのでしょうか。

吹割の滝の竜宮伝説とは?

昔、吹割の滝の「滝つぼ」は竜宮城へと続いていました。ある日、竜宮の使いである「亀太郎」が、天候が悪くて困っている貧しい農村の若者の悲しみを乙姫様に伝えました。すると乙姫様は、若者に見事なお膳を届けてくれました。若者はお膳を返す約束をしましたが、一膳だけ返さなかったことで乙姫様は怒り、滝つぼをふさいでしまいました。それを悲しんだ亀太郎の涙が翡翠に変わり、現在では亀太郎神社に祀られています。

画像:吹割の滝 伽羅苑より

亀太郎神社にある翡翠の大亀「亀太郎」

亀太郎神社は吹割の滝伽羅苑(きゃらえん)の店内にあります。
(伽羅苑は、「吹割の滝」のほとりにある大型観光ドライブインです。)

群馬の名瀑・吹割の滝とは?

「帰れマンデー見っけ隊!!」が今回訪れたみなかみ・尾瀬エリアにある名瀑とは「吹割の滝」(ふきわれのたき)のことです。

吹割の滝は、群馬県沼田市利根町に位置する日本を代表する名勝です。その美しさから「東洋のナイアガラ」とも呼ばれ、国指定の天然記念物に指定されています。

吹割の滝の特徴

吹割の滝は幅30m、高さ7mの落差を持ち、その特徴的な景観から多くの観光客や自然愛好家に親しまれています。
特に、滝の水しぶきが岩肌に跳ね返り、迫力のある景色を生み出す様子が見所です。

吹割の滝の歴史

この滝は溶結凝灰岩からなり、約900万年前の火山活動の影響で形成されました。
その後、長い年月をかけて川の侵食により形成された姿が、まるで巨岩を「吹き割れた」ようにみえることが、この滝の名前の由来となったと考えられています。

吹割の滝の魅力

季節ごとに変わる吹割の滝の美しさ

春は新緑と共に、初夏は豊富な水量が迫力を増し、秋は紅葉と共に幻想的な風景を見せます。
夏の暑い日には、滝から溢れる天然ミストを浴びながら、涼やかな風景を堪能できます。
また、秋の紅葉時期には多くの観光客が訪れ、美しい写真を撮る機会としても人気です。

画像:沼田市観光協会より

初夏の吹割の滝。

雪解け水によって満たされた水量が最大となる4月〜5月は、滝の壮大な姿を楽しむ絶好のシーズンです。

画像:沼田市観光協会より

紅葉に映える吹割の滝。

例年10月下旬から11月上旬頃にかけてが紅葉の見頃となっています。


間近で体感する吹割の滝の壮大な姿

吹割の滝は、他の滝とは異なり、「見上げる滝」ではなく「見下ろす滝」という全国的にも珍しい特徴を持っています。

川面に立ち入って滝の上から流れ落ちる壮大な姿を間近で眺めることができるこの体験は、他ではあまり味わえないですよね。

画像:じゃらんnetより

珍しい吹割の滝の岩壁「般若岩」

吹割の滝の下流右岸にそびえ立つ岩壁、「般若岩」(はんにゃいわ)は、その大きな口を開けた姿が般若の面影を思わせることから名付けられました。
岩の奇岩美とともに、吹割の滝エリアの魅力を一層引き立てています。

画像:Omairiより

もう一つの滝「鱒飛の滝」

「鱒飛の滝」(ますとびのたき)は吹割の滝の下流に位置する、高さ約15メートル、幅約6メートルの大きな滝です。

この滝は、昔、海から上がってきた鱒が、この滝から上流に行けず止まってしまうことから、昔は「鱒止めの滝」といわれていたそうです。

画像:吹割の滝 伽羅苑より

鱒飛(ますとび)の滝

鱒飛の滝では、吹割の滝から注ぎ込まれる流れが一気に集まるため、その迫力ある水量と大音量の轟音から自然の壮大さを感じることができます。

開運島・浮島観音堂のご利益は?

浮島観音堂には、如意輪観世音菩薩が奉られている沼田横堂三十三観音霊場の第二十八番札所で、御朱印をいただくことができます。

この如意輪観世音菩薩は、願い事を叶える仏として信仰されており、参拝者は様々なご利益を求めて訪れます。

浮島観音堂にお参りし、御朱印をいただくことで、ご利益が期待できそうですね。

  • 開運招福:運を開き、幸福を招く
  • 厄除け:厄災を払い除ける
  • 健康長寿:健康と長寿を祈る
  • 家内安全:家族の安全と平和を守る
  • 商売繁盛:事業の成功と繁栄を願う

吹割の滝を訪れ壮大なスケールの滝を堪能した際には、浮島観音堂にお参りし、多くのご利益を授かり、御朱印も受け取ることで開運が期待できますね!

浮島・吹割の滝へのアクセス

所在地:〒378-0303  群馬県沼田市利根町大字追貝
入場料:無料


浮島・吹割の滝へのアクセス

〇車で
関越自動車道 沼田I.C.から国道120号線を尾瀬方面へ直進約25分(約16km)

〇公共交通機関で
JR沼田駅から鎌田行きバス45分「吹割の滝」下車 徒歩約3分(220m)

〇駐車場

  • 吹割大橋手前信号の右側に無料駐車場(約10台)あり。
  • 利根支所前駐車場も駐車可。
  • 滝に近い民間のドライブイン「伽羅苑」は有料・無料駐車場があり(要確認)。

まとめ

〇6月17日(月)夜7時放送「帰れマンデー見っけ隊!」で紹介された、群馬県みなかみ・尾瀬の旅のゴール地「名瀑の奥に浮かぶ謎の開運島」とは?

  • 「名瀑」とは吹割の滝のこと。
  • 「謎の開運島」とは浮島のこと。

浮島は、群馬県沼田市利根町の片品川(利根川水系)にあり、吹割の滝のやや上流にある中州の島です。

吹割の滝は「東洋のナイアガラ」とも呼ばれ、天然記念物及び名勝に指定されている高さ7m、幅30mの美しい滝です。

今回は、避暑地としても人気がある群馬県みなかみと尾瀬エリアにある開運島・浮島と吹割の滝について調べてみました。

当日の「帰れマンデー見っけ隊!」の放送と併せてお楽しみいただけたら幸いです。
最後までお読みくださりありがとうございました。

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