ゴールボール男子 地上波 生中継
8月31日(土)00:30-01:45
【予選】日本vsウクライナ の試合がNHK総合(地上波)で生放送されます!
パリ2024パラリンピックで注目度が急上昇中の競技が男子ゴールボール!
前回の東京パラリンピックでは、開催国枠で初出場した男子ゴールボールチームでしたが、パリ2024パラリンピックでは自力での出場権を獲得!今、ノリに乗っている急上昇中のチームなのです。
その中で一際目立つのがキャプテンの金子和也選手です。
ここでは、金子選手の出身中学や高校、過去の試合実績・経歴、そして最優秀選手賞の受賞についてもご紹介します。
金子和也選手のwiki風プロフィール
キャプテン金子和也選手
ポジション:レフト
出典:ベースボール・マガジン社
金子和也選手は現在24歳です。
2000年2月8日生まれ
パラリンピック出場は、2021年の東京大会に続きに2度目です!
金子選手は、今回のパリ2024パラリンピックではキャプテンを務めるよ
名前 | 金子 和也 (かねこ かずや ) |
生年月日 | 2000年2月8日生まれ |
年齢 | 24歳 (2024年8月現在) |
出身地 | 埼玉県さいたま市見沼区 |
所属 | Sky/ゴールデンスターズ |
障害・クラス | 視覚障害・B3 |
金子和也選手の出身校は?
出典:朝日新聞デジタル
小学校 | さいたま市立宮原小学校 |
中学校 | さいたま市立泰平中学校 |
高校 | 県立特別支援学校 塙保己一学園 |
金子和也選手の障害について
金子和也選手は、ゴールボールの障害クラスでB3に分類されています。
9歳のときに視神経症を発症し、視力が急激に低下しました。
現在、左目は弱視でほとんど見えませんが、右目の視力は0.08で、比較的見えるため、映画を観ることができるそうです。
ゴールボールクラス分けは、障害の程度に基づいて行われます。
具体的には、以下のクラスがあります。
- B1: 良いほうの眼での視力が(0.0025)より悪い。
- B2: 良いほうの眼での視力が(0.032)から(0.0025)まで。または視野の直径が10度未満。
- B3: 良いほうの眼での視力が(0.04)から(0.1)まで。または視野の直径が40度未満です。
ゴールボールを始めたきっかけは?
野球を断念する時
金子和也選手は、幼少期から兄と姉の影響で野球を始め、ピッチャーとしてチームの中心的存在として活躍していました。メジャーリーガーを夢見て白球を追い続ける日々が続いていました。
ところが小学4年生のとき、視神経症を発症し、視力が急激に低下。これにより、野球をプレーすることが困難になり、長年の夢を断念せざるを得なくなりました。
視神経症(視神経炎)は、視神経に何らかの障害が出る病気です。視神経症の主な症状は片眼もしくは両眼の急激な視力低下や視野異常として現れます 。
金子選手は中学時代、ピッチャーとしてチームの中心的存在で、メジャーリーガーを目指していたのだそうよ
ゴールボールとの出会い
選手としての野球を断念した金子選手でしたが、中学校ではマネージャーとして野球部に引退まで在籍し続けました。
2014年、中学3年生の夏、母親の勧めで参加したパラスポーツ次世代選手発掘プログラムでゴールボールに出会います。
このプログラムが金子選手に新たな希望と挑戦をもたらし、その後の人生を大きく変えるきっかけとなりました。
お母さんがきっかけで新しい道が開けたんだね!
ゴールボールへの本格的な挑戦
ゴールボールとの出会いから約半年後、2015年2月には日本ゴールボール協会からの誘いを受け、高校受験を終えた金子選手は代表合宿に参加。ここでゴールボールの本格的な挑戦が始まります。
野球で培った技術がゴールボールにも活かされ、守備や攻撃での実力が認められました。特に2016年の初めてのスウェーデンでの国際大会では、得点を挙げてチームに貢献。これにより「世界」を意識する大きな契機となり、自信を深めるとともに、目指すべき舞台が明確になりました。
帰国後は練習量が自然に増加し、その質も向上。競技に対する意識が大きく変わり、さらなる成長へと繋がりました
野球の経験が生きるゴールボールに出会えて本当によかったわ
金子和也選手のこれまでの試合成績
金子和也選手がゴールボールを本格的に始めた背景を見てきたところで、次は彼の試合成績をご紹介します。
ゴールボールを始めたばかりの金子選手が、どのようにして実力を伸ばし、素晴らしい成績を収めていったのか、一緒に見ていきましょう。
世界大会
- 2017年 トラカイインターナショナルゴールボールトーナメント : 3位
- 2019年 ベルリンゴールボールトーナメント : 3位
- 2019年 IBSA ゴールボール アジアパシフィック選手権大会(千葉) : 3位
- 2022年 IBSA ゴールボール アジアパシフィック選手権大会(バーレーン):1位
- 2023年 バーミンガム2023IBSAワールドゲームズ(イギリス):1位
- 2023年 杭州2022アジアパラ競技大会(中国):2位
- 2024年 VANDA Goalball Nations Cup:2位
パラリンピック
- 2021年 東京2020パラリンピック:5位
最優秀選手賞を受賞!
出典:日本ゴールボール協会
金子和也選手が2024年3月、ドイツ・ベルリンで開催されたVANDA Goalball Nations Cup 2024で輝かしい成果を挙げました。日本代表「オリオンJAPAN」のキャプテンとしてチームを準優勝に導き、その卓越したプレーが評価され、最優秀選手賞を受賞しました。
彼のサウスポーとしての独特の投球スタイルや、威力のあるクロスショット、ストレートボールは、相手チームにとって大きな脅威となり、そのプレーで守備陣を揺さぶる姿が印象的でした。
左利きはゴールボール選手にとって有利だね!
パリ2024パラリンピックへの期待
ゴールボール男子 地上波 生中継
8月31日(土)00:30-01:45
【予選】日本vsウクライナ の試合がNHK総合(地上波)で生放送されます!
金子選手がVANDA Goalball Nations Cup 2024で見せた圧巻のプレーを見て、次の大舞台、パリ2024パラリンピックがますます楽しみになってきました。
金子選手がどんな素晴らしいプレーを見せてくれるのか、チームをどのように引っ張っていくのか、今からワクワクが止まりませんね。
金子選手の活躍が、パリの舞台でどんなドラマを生むのか、一緒に試合を楽しみにしましょう!
コメント