ゴールボール女子 地上波 生中継
8月30日(金)02:00-03:15
【予選】日本vs韓国 の試合がNHK総合(地上波)で生放送されます!
パリ2024パラリンピックで注目の競技のひとつ、ゴールボール。
その中でも東京パラリンピックに続いて2度目の日本代表となった萩原紀佳選手にスポットを当てます。今回は彼女の年齢や身長、学歴・経歴などのプロフィールを詳しくご紹介します。
萩原紀佳選手の年齢は?
萩原紀佳選手
背番号:6
ポジション:ライト
(出典:読売新聞)
萩原紀佳選手は現在23歳です。
2001年3月3日生まれ
まだ若くしてパラリンピックに2度目の挑戦をしているのは驚きですね!
2021年の東京パラリンピックの時はまだ20歳の学生だったんだよね
萩原紀佳選手の身長は?
萩原紀佳選手は身長は169センチあります。
ゴールボール選手としては高身長で、アドバンテージが高いと思うわ
萩原紀佳選手のwiki風プロフィール
(出典:日本パラスポーツ協会)
名前 | 萩原 紀佳 (はぎわら のりか) |
生年月日 | 2001年3月3日 |
年齢 | 23歳 (2024年8月現在) |
出身地 | 埼玉県川口市 |
身長 | 169cm |
所属 | アソウ・ヒューマニーセンター |
障害・クラス | 網膜芽細胞腫・B2 |
萩原紀佳選手の出身校は?
特別支援学校塙保己一学園
萩原紀佳選手は高校まで埼玉県立特別支援学校塙保己一学園(はなわほきいち)で過ごしました。
埼玉県川越市にある「埼玉県立特別支援学校塙保己一学園」は、視覚障害者教育を専門に提供する学校です。
幼稚部から高等部専攻科までの一貫教育を提供しており、埼玉県内で最も古い歴史と伝統を有しています 。
江戸後期の国学者。7歳で失明。学問に志し、国学・儒学・神道・医学を学ぶ。
ヘレンケラーに大きな影響を与えた人物でもある。
- 佐野優人選手(ゴールボール男子)
佐野優人選手(出典:順天堂大学)
- 新井みなみ選手(ゴールボール女子)
新井みなみ選手(出典:日本ゴールボール協会)
国立障害者リハビリテーションセンター学院
塙保己一学園を卒業した後、萩原選手は国立障害者リハビリテーションセンター学院(国リハ)に進学し、「理療教育専門課程」でスポーツトレーニングやリハビリの専門教育を受けました。
国立障害者リハビリテーションセンター学院は、障害者や障害児のリハビリテーションに関する専門的な教育と技術を提供する施設です。
埼玉県所沢市にあり、国立障害者リハビリテーションセンターに付属しています。
ここでは、リハビリテーション技術者や障害児支援の専門職の養成・研修を行っています。
萩原紀佳選手の障害について
萩原紀佳選手は網膜芽細胞腫という目の病気で、右目は全盲、左目は視力0.06です。
光やシルエットが分かる程度です。
ゴールボールの障害クラスではB2に分類されています。
網膜芽細胞腫は、網膜に発生する悪性腫瘍で、乳幼児に多く見られます。
出生児17,000人につき1人の割合で発症します。
この病気は黒目の中心である瞳孔に入った光が腫瘍で反射して猫の目のように白く輝いて見える症状に家族が気付いて受診する場合が多く、95%が5歳までに診断されることが一般的です。
(出典:朝日新聞デジタル)
ゴールボールとの出会い
ゴールボールとの出会いは、萩原紀佳選手にとってスポーツの世界に飛び込むきっかけとなりました。以下に、その出会いの経緯と初めての体験について詳しくご紹介します。
スポーツ未経験からのスタート
中学時代には特にスポーツに取り組んでいなかった萩原選手。しかし、高校1年生の終わりにクラスメイトを通してゴールボールの存在を知ります。
その選手から「初心者大会があるんだけど、やってみない?」と誘われたのが、ゴールボールとの最初の出会いでした。
中学までスポーツをしてなかったとは意外!
初心者大会での成功
実際に参加した初心者大会では、萩原選手は見事に優勝を果たしました。
「優勝できたのは先輩たちのおかげです」と謙虚に振り返りながらも、この成果が彼女のゴールボールへの情熱を一層深めることとなりました。
最初から優勝するなんて、これは運命の出会いだったのかも!
初めての大会から日本代表への道へ
萩原選手が初めてゴールボールに挑戦したとき、速い球を止められるか心配だったと語ります。最初はそのスピードと痛みに圧倒されましたが、練習を重ねるうちに技術が向上し、「もっと得点を上げたい」と意欲が湧いてきました。
ゴールボールを始めたきっかけは、友人からの誘いでしたが、やがてその魅力に引き込まれ、初心者大会での優勝を経て、その後日本代表としてパラリンピックの舞台に立つまで成長していくことになります。
萩原紀佳選手のこれまでの試合成績
- 2021年 東京パラリンピック:3位
- 2022年 2022 Malmo Lady Intercup : 1位
- 2023年 バーミンガム2023IBSAワールドゲームズ:2位
- 2023年 杭州アジアパラ競技大会:2位
萩原紀佳選手の素顔と日常
萩原紀佳選手のアスリートとしての一面だけでなく、日常生活や人柄についても知っていただけると嬉しいです。そこでここからは、彼女の幼少期から現在に至るまでのエピソードをいくつかお届けします。
(出典:シーズアスリート)
幼少期の萩原選手
控えめな性格からの変化
幼いころの萩原選手は、周りに流されるタイプの控えめな子供でした。自分の意見をあまり主張せず、みんながやることには従い、みんながしないことはしないといった具合に、自分の考えよりも周囲の意見を重視していました。
しかし、スポーツを始めるにつれて、自分の意見を持ち、戦術についても自分から提案するようになり、少しずつ自分を表現できるようになったそうです。
試合前のルーティン
緊張を和らげるための工夫
試合前のルーティンとして、萩原選手はイヤホンで音楽を聴くことを習慣にしています。
また、入場待ちの時間が一番緊張するため、チームメイトとおしゃべりしたり、背中をたたいてもらったりして気合を入れてもらうことでリラックスできるそうです。
さらに、ユニフォームの日の丸に手を当てることで、代表としての責任感を再確認するそうです。
よく聴く音楽は?
萩原選手が試合前に聴く音楽には、ファンキーモンキーベイビーズの『明日へ』や、リトルグリーモンスターの『いつかこの涙が』、ハジ→の『道。』などの応援ソングが含まれています。
食事とリラックス法
食事に気を使う日常
萩原選手は野菜が苦手ですが、アスリートとして必要な栄養を摂取するために食べるように心がけています。好きな食べ物は生姜焼きと焼うどんで、焼うどんにはちゃんと野菜も入っているとのことです。
リラックスできる時間
最近は友達とご飯に行くことが少なくなったものの、以前はよくしゃべることが好きだったと語ります。また、お風呂で音楽を聴くのもリラックスできる時間で、スピーカーを持ち込んで楽しんでいるそうです。
パリ2024パラリンピックに向けて
萩原紀佳選手は、前回の東京2020パラリンピックでは日本代表として、チーム最多の25得点(得点ランキング2位)を上げる活躍で、銅メダル獲得に大きく貢献しました。
しかしながら、銅メダルの結果に対して、萩原選手は納得がいっていない部分があると言います。
今回のパリ大会では、金メダルを目指して全力で頑張りたい、と力強く語る萩原選手。
パリ・パラリンピック、ゴールボールでの萩原選手の活躍が楽しみですね!
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